【初心者必見!】淡路島の秋は釣り天国!?初心者におすすめの堤防&狙える魚種を一挙紹介!

「釣り初心者だけど、淡路島って本当に釣れるの?どこで何を釣ればいいの?」──そんな疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。実は秋の淡路島は“釣り天国”と呼ばれるほど魚影が濃く、初心者でも十分に釣果を期待できるスポットが満載です!気候も穏やかで魚の活性が高いこの季節、釣りデビューにはまさに最適といえます。本記事では、淡路島で初心者でも安心して釣りが楽しめるおすすめ堤防スポットと、秋に狙える代表的な魚種&釣り方を分かりやすく紹介します。豊かな海に囲まれた淡路島で、秋の釣りを思いきり楽しみましょう!

なぜ淡路島は秋の釣りに最適なのか?

秋の淡路島が「釣り天国」と呼ばれるのには、ちゃんと理由があります。地形や海流といった自然条件から、季節ならではのメリットまで、初心者にも嬉しいポイントが盛りだくさんです。このセクションでは、淡路島が秋の釣りに最適な理由を2つの観点から解説します。

潮通し抜群の地形が魚を呼ぶ!

淡路島は北の明石海峡と南の鳴門海峡に挟まれており、まさに両端が海の難所ともいえる強い潮流地帯です。島全体が**“天然のフィッシュロード”(魚の通り道)のような役割を果たし、回遊してくる魚たちが行き交う絶好のポイントになっています。潮通しが良いため栄養豊富な海水が行き渡り、小魚の群れが集まりやすく、それを狙って青物(回遊魚)や根魚まで多彩な魚種が寄ってくるのです 。明石海峡側ではアジ・サバ・イワシなどの回遊魚が、鳴門海峡側ではメバル・ガシラ(カサゴ)などの根魚**が育ちやすい環境が整っています。海水の透明度も高く水深も深めの釣り場が多いことから、一年を通して様々な魚に出会える豊かなフィールドになっているのが淡路島の魅力です。

秋は釣り初心者にも優しい季節

秋の淡路島が“釣り天国”と呼ばれるもう一つの理由は、季節的な好条件です。気温が暑すぎず寒すぎない秋は、釣り人にとっても快適で過ごしやすいシーズン。【釣りのベストシーズン】とも言われる10〜11月頃は、夏に比べて日差しが柔らかく、外で海風に当たっているだけでも心地よく感じます。さらに海の中では、水温がまだ十分に高いため魚たちの活性も高く、冬に備えた荒食いシーズンでもあります。産卵や越冬前に栄養を蓄えようと魚たちは積極的にエサを追い回すため、初心者が差し出すエサにも食いつきやすい絶好のタイミングです。実際に**「秋は何でも釣れる」と言われるほど各魚種の釣果が上がりやすく、新子(その年に生まれた小型魚)も増えることから数釣りも楽しめます。穏やかな気候と魚たちの高活性が重なる秋の淡路島は、まさにビギナーに優しいベストシーズン**なのです。

初心者におすすめ!淡路島の人気堤防スポット5選

淡路島には初心者でも気軽に楽しめる堤防や港の釣り場が数多く存在します。その中でも特に人気が高く釣果実績も豊富な堤防スポット5つを厳選してご紹介します。それぞれ足場の良さや設備の充実度、狙える魚種など特徴が異なるので、自分に合った釣り場選びの参考にしてください。ファミリーでのんびり釣りたい方も、本格的にいろんな魚を狙ってみたい方も必見です!

1. 福良港(南あわじ市) – 足場が広くファミリーにも人気

淡路島南端に位置する**福良港(ふくらこう)**は、足場の広い堤防が整備されておりファミリー層にも人気の釣り場です。波止(防波堤)の幅が広く柵が設置されたエリアもあるため、小さなお子さん連れでも安心して釣りを楽しめます。港内は穏やかな湾になっている一方、外海に近いエリアでは潮通しが良く多彩な魚が回遊してくるのが特徴です。

  • 狙える魚種(秋): アジ、イワシ、サバなどの小型回遊魚から、タチウオやアオリイカまで秋ならではのターゲットが揃います 。特に福良港はアオリイカの好ポイントとして知られており、9〜11月には新子サイズのアオリイカが堤防周りで釣れ盛ります 。夜釣りではエギングを楽しむ人も多く、常夜灯周りでイカ釣りを堪能できます。
  • 釣りやすさ: 港内は足場が平坦で広々としているため、初心者でもゆったり釣り座を確保できます。ファミリーフィッシング向けのサビキ釣りにも最適で、コマセ(撒き餌)を使えば群れている小魚を次々と釣り上げることも可能です。※堤防先端付近は立ち入り禁止区域があるため、看板の指示には従いましょう。

2. 洲本港周辺(洲本市) – 釣具店・トイレありで初心者も安心

淡路島で最大規模を誇る**洲本港(すもとこう)**は、設備の充実した初心者に優しい釣りスポットです。港のすぐ近くに釣具店や公衆トイレがあり、駐車場も整備されているので初めての釣行でも不安が少ない環境と言えます 。護岸には手すり付きのエリアや常夜灯下のポイントもあって、安全面・快適面ともに配慮されたファミリー向けの釣り場として人気です。

  • 狙える魚種(秋): 洲本港では四季折々さまざまな魚が狙えますが、特に秋は一年で最も魚種が豊富になるシーズンです 。夏まで盛んだったアジ・サバ・タチウオに加え、秋口からはカマスやカワハギ、ハマチ(ブリの若魚)やアコウ(キジハタ)、メッキ(ロウニンアジの幼魚)などが回遊してきます 。夕まずめ(夕方の薄暗い時間帯)には堤防先端付近で大型アジ(トツカアジ)やタチウオが釣れる実績があり、青物狙いのショアジギングでも運が良ければハマチクラスがヒットすることもあります。
  • 釣りやすさ: 広大な港内には複数の釣りポイントが存在し、サビキ釣り専用の柵付きデッキや、車横付け可能な岸壁、足場の良い白灯台の波止などシチュエーションに応じて選べます 。初心者には港内の護岸エリアでサビキ釣りやウキ釣りがおすすめです。釣具店が近いので仕掛けが足りなくなってもすぐ買い足せて安心ですね。夜には常夜灯周りに小魚が集まるため、夜釣りでメバルやアジを狙う人も多いです。

3. 仮屋漁港(淡路市) – 静かで落ち着いて釣りができる穴場

淡路島東岸にある仮屋漁港(かりやぎょこう)は、観光地から少し離れた静かな環境で釣りが楽しめる穴場スポットです。他の有名港に比べ釣り人が少なめで、ゆったりと自分のペースで竿を出したい初心者に向いています。漁港自体はこぢんまりとしていますが、隣接する森漁港や沖合の一文字(沖堤防)も含め魚影は濃く、実力派の釣り場でもあります。

  • 狙える魚種(秋): 仮屋漁港では夏〜秋にかけてサビキ釣りでアジ・イワシが狙え、投げ釣りではキス(シロギス)やカレイもターゲットになります 。特にキス釣りは初夏から秋がシーズンで、砂地の多い漁港周辺では良型のシロギスがヒットすることがあります。また、仮屋漁港は知る人ぞ知るタコ釣りの好ポイントでもあります。エギング(餌木釣り)ではアオリイカが秋の主役ですが、実はエギを海底付近まで沈めてずる引きするとタコがよく釣れます 。堤防の際や岩陰に潜んでいるマダコをエギやテンヤ仕掛けで狙えば、足元で豪快なタコの引きを味わえるでしょう。
  • 釣りやすさ: 周辺に釣具店(アラヤ釣具店)がありエサの調達も便利です 。漁港内は比較的波静かで足場も安定しているため、のんびりと落ち着いて釣りをしたい人におすすめです。ただし近年、一部のエリアで立入禁止措置が取られているという情報もあるので 、現地の看板や地元の指示には十分注意してください。マナーを守って利用すれば長く楽しめる貴重な釣り場です。

4. 尾崎漁港(南あわじ市) – 駐車場・トイレ完備の快適堤防

淡路島の南部エリアに位置する尾崎漁港(おざきぎょこう)は、周辺に観光施設が点在し設備が整った快適な堤防釣り場です。近くには駐車スペースや海水浴場の公衆トイレ(徒歩圏内)があり、車で訪れてそのまま釣りを楽しむことができます 。観光ついでに立ち寄る家族連れも多く、釣りデビューの場として利用しやすい環境が整っています。

  • 狙える魚種(秋): 尾崎漁港では主に根魚と回遊魚の両方を狙うことができます。足元のテトラ帯にはメバルやカサゴ(ガシラ)、アイナメといったロックフィッシュの魚影が濃く、特に夜釣りではメバリング(ルアーでメバル狙い)で数釣りが期待できます 。一方で堤防の先端付近や沖向きでは、秋にカタクチイワシなどのベイト(小魚)が接岸すると、それを追って**ハマチ(ブリの若魚)**やサゴシ(サワラの若魚)など青物が回遊してくることもあります。実際に地元の釣果情報では、秋の堤防から50cm前後のハマチが釣れた例も報告されており、青物の実績場としても侮れません。また、タチウオの接岸シーズンには夜のウキ釣りやワインド釣法(ルアー)で指3本サイズのタチウオが上がることもあります。
  • 釣りやすさ: 尾崎漁港の堤防は一部にテトラポッドが入っており外側は足場が悪い箇所もありますが、内側は比較的フラットで初心者でも釣り座を構えやすいです。柵付きではないためライフジャケットは必ず着用し、安全確保に留意しましょう。周囲に観光施設があるおかげで明るい雰囲気があり、夕方以降も人通りがゼロになることは少ないので初心者には安心感があります。車を停めてすぐ釣れる手軽さも魅力で、「観光の合間にちょっと釣り」を実現できるスポットです。

5. 育波漁港(淡路市) – 水深があり多彩な釣り方が楽しめる

淡路島西岸に位置する育波漁港(いくはぎょこう)は、ファミリーから上級者まで人気の高い万能型の釣り場です 。港内は広く、水深も十分にあるためサビキ釣り・投げ釣り・ルアー釣りなど多彩な釣法に対応できます。大波止(防波堤)は外向きにテトラ帯がありますが、内向きは足場が良く安全に釣りができるので初心者にも向いています 。

  • 狙える魚種(秋): 育波漁港では季節ごとに様々な魚が釣れますが、秋は特に青物・タチウオ・アオリイカの回遊が見られることで知られています 。日中はサビキ釣りでアジやイワシが狙え、ちょい投げでキスもヒットします 。夕方〜夜の時間帯になると港内にもタチウオが接岸しはじめ、夕マズメには堤防先端がタチウオ狙いの好ポイントになります 。発光ウキ仕掛けやルアー(ワインド等)で狙うと、銀色に輝く細長いタチウオの引きを堤防から味わうことができます。さらに運が良ければ、回遊してきたツバス・ハマチクラスの青物がサビキ仕掛けに食いついてくることもあり、一度に複数の大物がヒットするなんて夢のような展開も起こり得ます。
  • 釣りやすさ: 育波漁港は駐車スペースが堤防近くに確保でき(車横付け可能なポイントもあり)、荷物の多いファミリーでもアクセスが楽です 。足場の良い内向きの波止から竿を出せば、小さなお子様でも安心して釣り体験ができます。常夜灯も設置されているため夜釣りの視界も確保されており、初心者〜中級者がオールラウンドに楽しめる優良スポットとして評判です 。ただし北西風が吹く冬場は波が被ることもあるため、風向きや海況に注意しつつ安全第一で楽しみましょう。

淡路島の秋に狙える魚種と釣り方ガイド

秋の淡路島では実に多種多様な魚をターゲットにできます。ここでは代表的な魚種と初心者にもやさしい釣り方をセットで紹介します。釣り方のコツやベストな時間帯も合わせてガイドしますので、狙いたい魚に合わせてチャレンジしてみてください。

アジ・イワシ・サバ(サビキ釣り)

アジ(鯵)やイワシ(鰯)、サバ(鯖)といった小型回遊魚は、秋の堤防釣りの定番ターゲットです。これらの魚は群れで行動し、港内にも大量に回遊してくるため、初心者でもサビキ釣りを使えば比較的簡単に釣果を上げられます。

  • 釣り方のポイント: サビキ釣りとは、擬餌バリ(魚皮やスキンが付いた小さな針)が何本も付いた仕掛けにコマセ(アミエビなどの撒き餌)を併用して魚をおびき寄せる釣法です。仕掛けを投入してシャクる(竿を上下に動かす)ことでコマセ籠からエサが拡散し、群れに当たれば一度に数匹ヒットすることも珍しくありません 。初心者は竿先に伝わる細かなアタリが分からなくても、サビキなら針掛かりしていれば竿全体でググッと引きを感じるので取り込みやすいでしょう。
  • 狙い目の時間帯: 日中でも釣れますが、特に朝まずめ・夕まずめの時間帯は小魚の活性が上がり入れ食い状態になる好機です 。秋は夕方にアジやイワシの群れが岸近くに寄りやすく、夕暮れ時にはコマセへの反応も抜群です。足元に見える魚影が濃いときは、仕掛けを堤防の真下に落としても面白いほど釣れ続きます。釣れ始めたら手返し良くテンポを上げて、群れが去る前に数を稼ぎましょう。
  • 初心者アドバイス: コマセを扱う際は周囲に飛び散らないよう注意し、使用後の海面はバケツの水で洗い流すなど後片付けも忘れずに。釣れたアジやイワシは持ち帰って南蛮漬けやフライにすると美味しくいただけますよ。

キス・ハゼ(ちょい投げ釣り)

キス(シロギス)やハゼは、初心者が手軽に挑戦できる投げ釣りのターゲットとしておすすめです。どちらも水深の浅い砂地や砂泥地帯を好む魚で、岸近くから狙えるため専門的な遠投技術がなくても釣果が期待できます。

  • 釣り方のポイント: 使用する仕掛けはシンプルな「ちょい投げ」スタイル。5〜10号程度の軽めのオモリと2本針前後の天秤仕掛けをセットし、エサには石ゴカイや青イソメなどの虫エサを付けます。これを文字通りちょっと投げて、あとはゆっくりリールを巻き取りながら底を引きずるように探っていきます。サオ先に「チョンチョン」と小気味よいアタリが出たら、軽くアワセて巻き上げましょう。キスは群れで行動するため、一匹釣れたら同じポイントで粘ると連続ヒットも望めます。
  • 狙い目のポイント: キス釣りの場合、秋はまだまだシーズン継続中で、小型〜中型の個体が岸近くに寄っています 。漁港の近くに砂浜があればそのサーフとの境目や、堤防周辺の砂地エリアが好ポイント。淡路島南部の吹上浜や北部の多賀の浜海水浴場付近などもキスの実績が高いです。ハゼは汽水域(川が流れ込む河口付近)に多い魚ですが、港内の泥底にも生息しているので、港の奥まった場所や船だまり周辺を狙うと良いでしょう。
  • 初心者アドバイス: 投げ釣り初心者はあまり遠くに飛ばそうとせず、正面の近場から扇状に探るイメージでOKです。仕掛けが着底したら1〜2分おきに1〜2mずつサオをあおって移動させ、魚にアピールしましょう。根掛かりしにくい砂地中心なのでトラブルも少なく、のんびりと景色を楽しみながら釣りたい人にもぴったりです。

アオリイカ(エギング)

秋といえば忘れてならないターゲットがアオリイカです。春に生まれたアオリイカの子ども(新子)が秋には手のひらサイズに成長し、数・型ともに狙いやすくなることから、エギング入門にはもってこいの時期と言えます。

  • 釣り方のポイント: アオリイカ釣りには専用のルアーであるエギ(餌木)を使います。エギを海底まで沈め、竿をシャクって跳ね上げ、その後フォール(沈下)させる動作を繰り返してイカにアピールします。初心者はまず2.5号〜3.0号程度の小さめのエギを選ぶと良いでしょう。秋のイカはサイズが小さく活発なので、派手めのオレンジ色やピンク色など視認性の高いエギでOKです。【シャクリ方】は難しく考えず、「チョンチョン…スーッ」(2回シャクって止める)のリズムで十分釣れます。エギを動かした後はしっかりとテンションを掛けずに沈め、イカに抱かせる間を作ることがコツです。
  • 狙い目の時間帯・場所: 昼間でも釣れますが、朝夕の薄暗い時間帯や夜の常夜灯下はイカの警戒心が薄れ活性が上がるチャンスです。堤防の先端付近や岩礁帯の際など、アオリイカがエサを求めて回遊してきそうな場所を狙いましょう。淡路島では先述の福良港や仮屋漁港、育波漁港などが秋イカの実績ポイントです。新子サイズとはいえ数釣りが楽しめるので、数杯釣れたらお土産には充分ですね。釣ったイカはその場で刺身にすれば透明感のある甘い身を味わえますよ。
  • 初心者アドバイス: イカのアタリは非常に繊細で、「グンッ」と重みが乗るような感触です。違和感を感じたら慌てずにもう一度サオを軽く煽ってから合わせてみましょう。最初の1杯が釣れればエギングの楽しさにハマること間違いなしです。

ハマチ・ツバス(ショアジギング)

秋の淡路島は青物(アオモノ)と呼ばれる回遊魚の活性も上がる季節です。なかでもハマチ(ブリの若魚)やそのさらに若い個体であるツバスは、堤防からのショアジギング(岸からのルアー釣り)で狙えるスリリングなターゲットです。

  • 釣り方のポイント: ショアジギングとはメタルジグという魚に似せた金属製のルアーを遠投し、底付近からシャクり上げて魚を誘う釣り方です。ハマチクラスを本格的に狙うには重量40g以上のジグやそれに耐えられるタックルが必要ですが、初心者がツバス〜ハマチ小型を釣るなら20〜30g程度のライトショアジギングから始めるとよいでしょう。メタルジグを遠くに投げ込み、中層〜表層をテンポよく巻いてくる「ただ巻き」や時折ジャーク(しゃくり)を混ぜる動作で、キラキラとアクションするジグに青物が思わず食らいつきます。ヒットすると強烈な引きが味わえるので、ドラグ調整は忘れずに!
  • 狙い目のタイミング: 青物は小魚を追い回す捕食者なので、ベイトフィッシュ(エサとなる小魚)の群れが接岸しているかが釣果を左右します。秋はイワシやアジ子などが港内に入ってくることが多く、それを追ってハマチ・ツバスが堤防近くまで寄ってきます 。朝まずめは特にチャンスで、ナブラ(小魚の群れを追って海面が騒つく現象)が起きたら即ジグを投げ込みましょう。洲本港や育波漁港のように水深があり潮通しの良いポイント、あるいは明石海峡大橋に近い岩屋周辺のような青物の一級スポットでは実績が高いです。
  • 初心者アドバイス: もしヒットして魚が掛かったら、決して無理に早く巻き取ろうとせず、魚が走るときはラインを出しつつ弱った隙に巻き取るポンピングで取り込みます。最初の1匹は格別の達成感がありますが、青物は複数匹の群れで行動するので連続ヒットも期待できます。ジグの操作に自信がなければ、小型のシンキングペンシルやミノーといったルアーでも代用可能です。まずは足元に注意しつつ、キャストとリトリーブの基本動作から練習してみましょう。

タコ(エギング・テンヤ)

淡路島はタコ(マダコ)の名産地としても有名で、夏〜秋にかけて堤防からのタコ釣りが盛んに行われます。釣り方もシンプルで、専用のタコエギやテンヤ仕掛けを使えば初心者でも意外と簡単にタコを釣り上げることができます。

  • 釣り方のポイント: タコエギとはカンナ(カギ針)がたくさん付いたタコ専用のルアーのことで、先端にスカリ(布やゴムの房)やカニ・エビを模した飾りが付いています。これを足元の海底に沈め、底をズル引きしたりトントンと小突いたりして誘います。タコは海底の石や隙間に潜んでいるので、堤防のヘチ(際)やテトラの間を重点的に探りましょう。アタリは「グッ」と急に重くなる感じで現れますが、合わせる必要はなく、そのまま一定のテンションをかけてゆっくり巻き上げればOKです。針にしっかり抱きつかせてから、一気に抜き上げましょう。
  • 狙い目のポイント: タコは基本的に足元狙いで十分です。防波堤の基部や岩場、係留ロープの周辺など、小魚の残り餌やゴカイ類が溜まりやすい場所に潜んでいます。仮屋漁港や福良港などでも荷揚げ場周辺にタコが付きやすいと言われますが、一部エリアではタコ漁業資源保護のため釣り禁止となっている場合もあるので注意が必要です(淡路島では地域によって産卵期にタコ捕獲を規制しています)。港内でタコ釣りをする際は周囲の看板や地元ルールを確認し、禁止区域では狙わないようにしましょう。
  • 初心者アドバイス: タコ釣りは根掛かりとの戦いでもあります。**根掛かりかな?**と思ったら実はタコだった、というケースも多いので、すぐに諦めず少し持ち上げてみてください。逆に本当に根掛かったときは無理に引っ張らず、竿を緩めて別方向から動かす等で外れることもあります。また、タコは釣れた後が滑りやすく危険なので、足元に落とさないようタモ(網)ですくうかグリップでしっかり掴むと安全です。釣り上げたタコは新鮮なうちに茹でて、ぜひ刺身や唐揚げで淡路島の海の幸を味わってください。

初心者が淡路島釣行で気をつけたいポイント

楽しい淡路島釣行にするために、初心者の方は事前に知っておきたい注意点があります。釣り場のルールやマナー、安全対策、情報収集のコツなど、現地で困らないためのポイントを押さえておきましょう。せっかくの釣りデビューを成功させるために、以下のアドバイスをぜひ参考にしてください。

釣り場のルールとマナーを守ろう

淡路島に限らず、釣りをする上でルールとマナー厳守は基本中の基本です。近年、淡路島でも人気釣り場の一部で釣り禁止措置が増えつつあり、その原因の多くがマナー違反によるトラブルと言われています 。楽しい釣り場を後世まで残すためにも、以下の点に気をつけましょう。

  • 立ち入り禁止エリアには入らない: 港や堤防には安全上の理由から一部立入禁止となっている区域があります。フェンスやロープで閉鎖されている場所、看板で釣り禁止と明示されている場所には絶対に入らないようにしましょう。無理に侵入すると事故の原因になるだけでなく、地元住民とのトラブルにもつながります。
  • 駐車マナーの遵守: 釣り場近くに車を停める際は、指定の駐車場や駐車可能スペースを利用し、無断駐車や路上駐車は避けてください。他の車の通行や住民の生活の邪魔にならないよう、迷惑のかからない場所に停めましょう。特に港の作業スペースや漁協関係者用の場所には駐車しないことが大切です。
  • ゴミは必ず持ち帰る: 使用済みのエサの容器や仕掛けの袋、釣り糸の切れ端、飲食した後のゴミなどは必ず持ち帰り、所定のゴミ箱に捨てるか各自で処分してください。釣り場にゴミが散乱すると景観を損ねるだけでなく、海の生き物にも悪影響を及ぼします。来たときよりも美しくを心がけましょう。
  • 周囲への配慮: 大声で騒がない、音楽を大音量で流さない、他の釣り人と十分な間隔を取るなど、周囲への配慮も忘れずに。特にファミリーフィッシングの場合、子どもがはしゃぎすぎると隣の人の迷惑になることもあるので注意しましょう。釣り糸を投げるときは必ず後方確認して、人に引っかけないようにしてください。

マナーを守って気持ちよく釣りを楽しめば、地元の方との交流も生まれ、より良い釣り情報を教えてもらえることもあります。ルールとマナーの徹底が楽しい釣行への第一歩です。

安全第一!装備と服装も忘れずに

釣りは自然相手のレジャーですので、安全対策は万全にしておきましょう。特に防波堤や磯場での釣りは思わぬ危険が潜んでいますが、装備と服装をしっかり整えることでリスクを大幅に減らせます。

  • ライフジャケットの着用: たとえ足場の良い堤防でも、海に囲まれている以上転落の危険はゼロではありません。万一落水した際に命を守ってくれるライフジャケットは必ず着用しましょう。最近は手軽な腰巻タイプ(膨張式)のものもあるので、初心者でも動きやすい形で常備してください。
  • 滑りにくい靴: 防波堤の上やテトラポッド、岸壁は濡れて苔が生えていることも多く非常に滑りやすいです。靴底がフェルトやスパイクになっている釣り用シューズや、滑り止め効果の高いマリンブーツなどを履くと安全です。スニーカーで代用する場合も、できるだけグリップ力のあるものを選びましょう。サンダル履きやヒールのある靴は絶対にNGです。
  • 照明器具の準備: 秋とはいえ日が落ちるのも早く、夕方から夜にかけて釣るならヘッドライトや懐中電灯が必須です。暗闇では足元のロープや障害物に気付かず転倒する恐れもありますし、周囲から自分の存在を認識してもらう意味でもライトは重要です。予備の電池も用意し、帰り道の照明も確保しておきましょう。
  • 防寒・防暑対策: 海辺は陸地に比べて風が強く体感温度が下がりやすいです。日中は暖かくても夜になると一気に冷え込むこともあるので、上着やレインウェアを用意しておくと安心です。逆に日差しの強い日は帽子や日焼け止めでUV対策、水分補給で熱中症対策も行いましょう。快適な服装で臨むことが長時間釣りを楽しむコツです。

安全に配慮した装備で臨めば、万一の事態にも落ち着いて対処できます。「自分は大丈夫」と過信せず、常に安全第一を心に留めて釣りを楽しんでください。

地元の釣具店や情報を活用しよう

釣果を上げる近道は、最新の現地情報を得ることです。淡路島には釣具店やエサ屋さんが各エリアに点在しており、地元の釣り事情に精通した店員さんから貴重なアドバイスをもらえることがあります。

  • 釣具店で情報収集: 釣行前や当日に近くの釣具店へ立ち寄ってみましょう。「最近この辺で何が釣れてますか?」「初心者なんですがオススメの仕掛けはありますか?」と尋ねれば、親切に教えてくれることがほとんどです。例えば洲本港周辺には大型釣具店があり、毎朝釣れた魚の写真や釣果情報を掲示しているところもあります。仮屋漁港近くのアラヤ釣具店でも、その日狙い目のエサや仕掛けを教えてもらえるでしょう 。
  • ネットやSNSの活用: 現在では釣り専用のSNSや釣果情報サイトも充実しています。「淡路島 釣果情報」「淡路島 釣りブログ」などで検索すると、地元アングラーの最新レポートが見つかります。釣れた魚種やサイズ、ヒットした時間帯や仕掛けなどが具体的に書かれていることも多いので、行きたい釣り場の直近情報をチェックしておくと参考になります。ただし情報の鮮度が命なので、なるべく最新の投稿を参考にしましょう。
  • 地元の人との交流: 釣り場で出会う地元のベテランや常連さんも貴重な情報源です。礼儀正しく挨拶し、話しかける機会があれば謙虚に尋ねてみると、ポイントの穴場やこの場所ならではのコツなど教えてくれるかもしれません。もちろん釣りに集中している人の邪魔にならないよう配慮は必要ですが、話しかけやすい雰囲気の方であれば「初めて来たんですが釣れてますか?」と声をかけてみるのも良いでしょう。思わぬ収穫話が聞けることもありますよ。

このように地元発のリアルな情報を積極的に活用することで、初心者でも効率よく釣果に繋げることができます。準備段階から情報収集を怠らず、賢く楽しく淡路島釣りデビューを飾りましょう!

まとめ

  • 秋の淡路島は地形と季節の好条件が揃った初心者にとって最高の釣りフィールドです。魚影が濃く気候も穏やかで、初めての釣りでも十分な釣果が期待できます。
  • おすすめ堤防スポット5選では、福良港・洲本港・仮屋漁港・尾崎漁港・育波漁港を紹介しました。足場の良さや設備の充実度、多彩な魚種などそれぞれ魅力があり、初心者でも安心して釣りを楽しめます。
  • 秋に狙える魚種も豊富で、アジ・イワシのサビキ釣りからキスの投げ釣り、アオリイカのエギング、ハマチのショアジギング、タコ釣りまでバラエティ豊か。自分の挑戦したい釣り方で秋の海の幸をゲットしましょう。
  • 釣り場でのルール・マナー遵守や安全対策、そして地元情報の活用も忘れずに。マナーを守って安全に楽しめば、きっと釣りの楽しさにハマるはずです。
  • 豊富な魚種と充実した堤防環境が揃う秋の淡路島なら、釣りデビュー戦でも大満足間違いなし! さあ、本記事を参考に、今すぐ淡路島で秋の釣り旅を思いきり楽しんでくださいね。🎣🌊🏝️

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