キャンプの夜、疲れているのに料理に手間取ってヘトヘト…そんな経験はありませんか?テント設営や子どもの世話でクタクタなのに、夕食の準備に時間がかかってイライラ…初心者キャンパーなら一度は悩むポイントですよね。夜ごはんくらいはサッと作って、早くゆっくりしたいものです。
実は、キャンプの夜こそ時短料理でラクするのが賢い選択!手間を省いても、おいしいキャンプ飯はちゃんと作れます。筆者も家族キャンプで「あれこれ凝った料理をして疲れ果てた…」という失敗を経験済み。しかし、そのおかげで**「楽しておいしい」キャンプ夜ごはん**のコツを身につけました。
この記事では、夜ごはんを時短で済ませたい理由や調理のコツを解説し、初心者でも失敗しない簡単レシピ6選をご紹介します。さらに、あると便利なキャンプ飯グッズ&時短アイテムも合わせてチェック!これを読めば、初心者キャンパーでも夜はラクしておいしいご飯を楽しめる夜ごはん革命を起こせるはずです。それでは早速、夜ごはん作りのポイントを見ていきましょう!
夜ごはんこそ時短で済ませたい理由
キャンプの夕食はできるだけ素早く仕上げたいもの。その理由は大きく3つあります。
暗くなると調理が大変
日が沈むとランタンの明かりだけでは食材を切ったり細かな作業をするのが難しくなります。早めに調理を終わらせれば、暗闇で慌てずに済み安全面でも安心です。
一日の疲れと子どもの空腹
日中たくさん遊んだ後は大人も子どももクタクタ。お腹を空かせた子どもを長時間待たせると機嫌も悪くなりがちです。時短メニューならサッと食事にありつけて、家族みんなニコニコ。
夜はゆったり過ごしたい
食後は焚き火を囲んでゆっくりしたり、星空を眺めたりといったキャンプの醍醐味タイム。夕食作りに時間をかけすぎないことで、後片付けも含め早めに終わり、夜のくつろぎ時間を十分満喫できます。
定番キャンプ飯を時短で作るコツ
キャンプの定番料理も、ちょっとした工夫でグッと手早く作れます。以下のポイントを押さえておきましょう。
自宅で下ごしらえ
野菜を切ってタッパーやジップロックに入れて持参したり、お肉に下味(漬けダレ)をつけて持って行けば、現地での調理が一気にラクになります。特にお肉は漬け込んでおくと味がよく染み込むうえに柔らかくなり、一石二鳥です。
火が通りやすい食材選び
厚切りステーキよりも薄切り肉や小さめカットの食材を使うなど、短時間で火が通るものを選びましょう。魚介類やきのこ類は短時間で調理できるので時短メニューに最適です。
レトルト・缶詰を活用
常温保存できてすぐ使えるレトルト食品や缶詰は時短キャンプ飯の強い味方!温めるだけ・混ぜるだけで一品完成するものも多いです。そのまま使うだけでなく、少し生野菜やスパイスを足して「レトルト感」を消すひと工夫をすれば、手抜きに見えません。
味付けは市販ソースにおまかせ
キャンプで一から調味料を調合する必要はありません。焼肉のタレやめんつゆ、パスタソースなど、市販の万能調味料を活用しましょう。これ一本で味が決まるので味見に時間をかける必要もなし!焼き物系は仕上げに市販タレを絡めるだけで失敗なく美味しくなります。
以上のコツを取り入れれば、かなり調理時間を短縮できます。それでは具体的に、初心者でも簡単に作れる時短キャンプ夜ごはんレシピ6選を見ていきましょう!
初心者でも失敗しない時短キャンプ夜ごはんレシピ6選
1. アルミホイル包み焼き(鮭のホイル焼き)
キャンプ料理の定番「ホイル焼き」は、下ごしらえした材料を包んで焼くだけ!鮭の切り身と好きな野菜(玉ねぎ、にんじん、きのこ類など)をアルミホイルに包み、バターと醤油を少し垂らして封をします。あとは炭火やバーベキューコンロの隅に置いてほったらかしでOK。食材の旨味がホイルの中に閉じ込められ、ふっくらホクホクに仕上がります。焼き加減の失敗も少なく、野菜も一緒に摂れるヘルシーな一品です。
2. 漬け込みBBQ串焼き(焼くだけ串料理)
お好みの肉や野菜を一口大に切って串に刺し、焼肉のタレや醤油ダレに漬け込んで持っていけば、あとは焼くだけの簡単BBQ串になります。下味がついているので失敗知らずで、焼いているそばからいい匂い!ピーマンや玉ねぎ、ウインナーなども一緒に刺せば彩りも◎。網の上で転がしながら焼けば数分で火が通り、みんなで串を手にワイワイ食べられます。下ごしらえのおかげで味もしっかり染みており、タレのおかげで冷めても美味しいですよ。
3. 野菜たっぷり焼きそば
フライパン一つで完成する焼きそばはキャンプの鉄板メニュー。市販の蒸し麺と添付ソースを使えば味付けも失敗なしです。キャベツやにんじん、豚こま肉などをあらかじめカットして持って行き、現地では炒めるだけにしておきましょう。まず野菜と肉を炒め、火が通ったら麺と少量の水を加えて蒸し焼きに。最後にソースを絡めれば出来上がり!お好みで目玉焼きを乗せたり青のりを振れば見栄えもアップ。子どもから大人まで満足できるボリュームメニューです。
4. キャンプバーガー(即席ハンバーガー)
キャンプ場で手軽にハンバーガー作り!といっても難しく考える必要はありません。あらかじめ成形済みのハンバーグパティ(市販の冷凍品や自家製を持参)を用意しておき、現地で両面をこんがり焼くだけ。バンズ(パン)は軽く炙って香ばしさを出します。あとはレタスやトマト、チーズを挟んでケチャップ&マスタードをかければ本格キャンプバーガーの完成です。子どもたちも自分で挟む工程を楽しめますし、紙皿やホイルで包んでかぶりつけば後片付けも楽チンです。
5. アウトドアピザ(市販生地で簡単ピザ)
みんなで盛り上がるピザも、キャンプでは簡単に作れます。ピザ用のクラスト(生地)や薄めのパン、またはトルティーヤを持って行き、トマトソースとチーズ、好みの具材をトッピング。後はアルミホイルでピザ全体をふんわり包み、弱火のグリルや焚き火のそばでチーズが溶けるまで加熱すれば出来上がりです。生地から作る必要はなく、乗せて焼くだけなので失敗なし!具材選びをみんなでワイワイ相談しながら作れるので、食事づくり自体が楽しいアクティビティになります。
6. 焼肉丼(スタミナ満点どんぶり)
焼肉用の薄切り牛肉や豚肉をタレに漬け込んで持参し、フライパンでサッと炒めるだけで焼肉丼が完成します。熱々ご飯の上に焼いたお肉を乗せ、市販の焼肉のタレを少しかければ旨味たっぷり!現地でお米を炊く余裕がなければ、電子レンジ用のパックご飯を温めても良いでしょう(封を少し開けてフライパンで湯煎すればOK)。焼肉丼ならおかずとご飯が一緒になっているので一品で大満足。漬けダレにニンニクや生姜を加えておけばスタミナ満点、寒い夜でも体が温まりますよ。
あると便利なキャンプ飯グッズ&時短アイテム
最後に、持っていくと調理がさらにスムーズになる便利グッズをご紹介します。
アルミホイル
調理にも盛り付けにも大活躍。ホイル焼きはもちろん、フライパンに敷いておけば洗い物を減らせます。残った食材を包んで保存するのにも便利。
保存用ジップロック袋
食材の下味付けや下ごしらえに必須。液漏れしない袋に肉や野菜を入れて漬け込めば、クーラーボックスの中でも清潔に持ち運べます。食べ残しの保存にも役立ちます。
カセットコンロ(携帯用バーナー)
焚き火や炭火調理も楽しいですが、時間短縮にはガスコンロが一台あると安心。火力調節が簡単で、さっとお湯を沸かしたい時や同時調理に重宝します。
キッチンばさみ
包丁とまな板を出さずに、食材をざくざく切れる万能アイテム。肉や野菜、麺類のカットまでハサミでできてしまうので調理時間短縮&洗い物削減に効果絶大です。
使い捨て食器類
紙皿や割り箸、プラスチックカップなどは後片付けの時短に直結。洗い物が減れば、その分夜の時間をゆっくり過ごせます。環境に配慮して持ち帰りや処分はきちんと行いましょう。
初心者でも安心、夜こそ「楽しておいしい」キャンプ飯を!
初心者キャンパーでも、ちょっとした工夫と準備で夜ごはん作りはぐっと楽になります。時短レシピを活用すれば、暗くなる前に美味しいご飯が完成し、慌てずにゆったり食事を楽しめるでしょう。家族の笑顔とともに過ごす夜のひとときは、キャンプの醍醐味ですよね。
ぜひ今回ご紹介した**「楽しておいしい」キャンプ飯のアイデアを次のキャンプで試してみてください。最初は簡単なメニューでOK!失敗なしのレシピばかりなので、自信を持って調理できます。夜こそ無理をせず時短で美味しいご飯を作って、たっぷり遊んだ後の楽しい夕食タイムを満喫しましょう。キャンプ初心者のあなたも、きっと夜ごはん革命**を実感できるはずです!
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