雨の日のキャンプも、服装次第で快適さが大きく変わります
「雨の日のキャンプ、服装どうしよう…?」 初めての雨キャンプでは誰もが悩みますよね。雨で全身びしょ濡れになったり、体が冷えて震えたりしそうで心配…でも、できればおしゃれも楽しみたい!🙄 しかし、服装選びを間違えると テント設営のときにずぶ濡れ&寒さで震えるハメになり、「もう雨の日のキャンプは懲り懲り…」なんて後悔することにもなりかねません。
でも大丈夫。キャンプ歴10年以上の筆者が、雨の日でも快適に過ごせる服装選びのコツを伝授します!☔️この記事では、「濡れない・蒸れない・動きやすい」を叶える機能的な服装術と、雨キャンプに便利なおすすめアイテム&コーデ例をご紹介。【雨キャンプで失敗しがちなポイント】から【季節別の服装のコツ】までまるっと解説します。おしゃれと機能性を両立すれば、雨の日のキャンプもきっともっと楽しくなりますよ!🌈
雨キャンプで起こりがちな服装の失敗とは?
雨天キャンプ初心者にありがちな「服装の失敗例」をまず押さえておきましょう。実際によくあるケースを以下にまとめました。当てはまるものはないか、チェックしてみてくださいね。
防水不足で雨が染みて体が冷える
雨具の選択を誤ると、衣類に雨が染み込んで体温を奪われます。たとえばレインコートを着ていてもズボンの裾や靴が泥だらけ&びしょ濡れになり、不快になるケースが多いです 。雨で濡れた服を替えられず体が冷えた結果、風邪をひいてしまう人もいます。特に綿素材の服は一度濡れると乾きにくく、体を冷やしやすいので要注意です 。
動きにくくてテント設営が大変
厚手すぎる服やサイズの合わないレインウェアは、動きを妨げます。肩や肘が突っ張る服装では、雨の中でのテント設営・撤収作業がいつも以上に疲れてしまいます。実際、ポンチョタイプの雨具は着脱が楽な反面、強風や豪雨では中に雨が吹き込みやすく、蒸し暑さで結局服の中まで濡れてしまったという声もあります 。雨をしのげてもムレムレでは快適とは言えませんよね。
着替えが少なくて困る
「そんなに濡れないだろう」と高をくくって替えの服を最低限しか持って行かなかったら、子どもが泥だらけになって着替えが足りなくなった…という失敗談もよく聞きます 。雨キャンプでは濡れる前提で多めに着替えを用意することが大切です。特に靴下や下着類は余裕をもって準備しましょう。
子どもが濡れて不機嫌に
小さなお子さんほど雨で体が濡れると機嫌が悪くなったり寒さで震えたりしがち。さらに体温調節もうまくできないので、放っておくと風邪をひく恐れも…。子どもには大人以上にしっかり雨具を着せ、濡れたらすぐ着替えさせる準備をしておきましょう。
おしゃれ優先で不快になる
「せっかくのキャンプだから写真映えする服で行きたい!」という気持ちは素敵ですが、雨の日は機能性最優先がお約束。重ね着のしすぎで動くと汗だく…厚手コットンのパーカーが雨を吸って重たく冷たい…なんてことになれば本末転倒です。雨キャンプでは快適さを損なわない範囲でおしゃれを楽しむのがコツですよ 😉💡
こうした失敗を防ぐカギはズバリ、「素材選び」「重ね着テクニック」「シーンに合った工夫」の3つです。それでは次章から、雨の日キャンプ服装のポイントを詳しく見ていきましょう!
雨の日キャンプの服装で重視すべき3つのポイント
雨天のキャンプを快適に過ごすために、押さえておきたい服装選びのポイントは大きく3つあります。それが**(1) 防水・撥水性の高いアウターを選ぶ**、(2) 速乾・通気性の良いインナー素材を選ぶ、(3) 脱ぎ着しやすい重ね着で体温調節することです。それぞれ詳しく見ていきましょう。
① 防水性と撥水性のあるアウターは必須
雨キャンプ最大の敵は言うまでもなく「雨そのもの」です。身体が濡れないこと=快適さと言っても過言ではありません。そこで重要なのが、信頼できる防水性能を持つアウター(雨具)を用意することです。具体的には、耐水圧○mmという指標に注目しましょう。一般的にレインウェアの耐水圧は数値が高いほど防水性が高く、登山など過酷な環境では20,000mm以上、平地でのキャンプなら10,000mm以上が目安とされています 。耐水圧10,000mmは強い雨にも対応できるレベルなので、ひとつの基準にすると良いでしょう。
加えて、生地表面の撥水加工の有無もチェックポイントです。撥水とは生地表面で水をはじく性能のことですが、撥水加工だけのアウターだと長時間の豪雨では次第に雨が染み込んできてしまう恐れがあります。そのため、アウトドア用の防水コートやレインジャケットを選ぶのが安心です。近年の高機能レインウェアには透湿性(蒸れにくさ)も備わっており、例えばゴアテックスⓇのような防水透湿素材は極小の孔で雨水はシャットアウトしつつ内部の水蒸気は通す構造になっているため、雨でも衣服内が蒸れにくく快適に行動できます 。雨具を選ぶ際は、生地の防水膜だけでなく縫い目の防水処理(シームテープ加工)がされているかも確認しましょう。せっかく生地自体は防水でも、縫い目の糸穴から水が漏れては意味がありません。品質の良いレインウェアは裏側の全ての縫製箇所にシームテープが貼られており、雨の侵入をしっかり防いでくれます 。裏地をめくってシームテープが貼ってあるか、一度チェックしてみてください。
② 速乾性・通気性の高いインナー素材を選ぶ
雨キャンプではアウターの下に着るインナー(肌着や中間着)選びも超重要!体が濡れる原因は雨だけでなく、自分の汗による場合もあります。特に梅雨時期や夏は湿度が高く汗をかきやすいので、吸汗速乾素材のインナーで快適さを保ちましょう。【綿素材の服は雨や汗で濡れるとなかなか乾かず、体温を奪ってしまいます】。一方、ポリエステルやナイロンなどの化学繊維やメリノウールなどは濡れても乾きが早く、さらっとした着心地が続きます 。実際「汗も雨もすぐ乾くシャツが便利!」という声は多く、肌に直接触れるベースレイヤーほど速乾素材を選ぶのがおすすめです。
例えばユニクロのエアリズムやモンベルのジオライン、グンゼのアセドロンといった速乾インナーは定番ですね。【薄手でかさばらず、雨に濡れてもベタつかず快適】 といったメリットがあり、汗をかいてもすぐ吸収・発散してくれるので体が冷えにくいです。逆に綿100%のTシャツ一枚などは避け、必ず速乾シャツ+薄手の長袖など**レイヤリング(重ね着)**をしておくと安心です。汗をかいたらインナーだけサッと着替えられるよう、替えも多めに持参しましょう。
③ 脱ぎ着しやすい重ね着(レイヤリング)を意識する
雨の日キャンプに限らず、アウトドアで快適に過ごすコツは**「こまめな体温調節」にあります。天候や気温の変化に対応するため、服はなるべく重ね着で調節できるようにしましょう。キャンプ場は朝晩と日中の寒暖差が激しいことも多く、暑ければ1枚脱ぎ、寒くなったら着るという風に対応できる服装が理想です 。具体的には、汗を逃がすインナーの上に薄手の長袖シャツやフリースなど動きやすい中間着を着て、さらに上から防水アウターを羽織る3層構造が基本です(いわゆる「ベースレイヤー+ミドルレイヤー+アウター」ですね)。晴れてきて暑く感じたらアウターを脱いで調整し、雨が上がって涼しくなってきたらまた着る、といった具合に状況に応じてサッと脱ぎ着**できるようにしておきましょう。
重ね着しやすい服装にする工夫としては、ジッパー付きの服を選ぶのもポイントです。頭から被るスウェットより、ジップアップのフリースやカーディガンの方が体温調節しやすいですし、何より脱ぎ着が手早くできます。またボトムスも、ベルトが必要なパンツよりウエストゴムのアウトドアパンツの方が着替えやすいので雨の日向きです。雨で濡れてしまった場合を考えて、替えの服はレインウェアも含め多めに準備しておくと安心ですよ。では次に、具体的な雨の日コーディネート例を大人向け・子ども向けに見ていきましょう。
雨キャンプのおすすめ服装コーデ(大人&子ども)
雨の日キャンプでは「レインウェア=機能一辺倒」になりがちですが、工夫次第でおしゃれも両立できます。ここでは大人(メンズ/レディース)と子どもそれぞれに向けた、おすすめコーディネート例や便利アイテムをご紹介します。
大人向けコーデ(メンズ/レディース)
基本コーデ例
高機能なレインジャケット(上着)+撥水アウトドアパンツ+吸汗速乾インナーの組み合わせがおすすめです。上半身はフード付きのレインジャケットを羽織り、下半身も普通のジーンズではなく速乾素材のロングパンツを履くと安心感が違います 。雨具は上下セットのレインスーツでもOK。靴にも気を配りましょう。足元は防水仕様のトレッキングシューズや防水スニーカーだと安心です。長靴(レインブーツ)は防水性抜群ですが、歩き回るキャンプでは足首が動かしにくいのが難点。軽登山靴や防水スニーカーなら歩きやすく、最近は街履きできるおしゃれなデザインも増えています。足首まで濡れるような大雨でなければ、これらで十分対応可能ですよ。
おすすめアイテム例
初めに押さえておきたいのは、コスパ抜群の雨具として人気のワークマン「イージス(AEGIS)」シリーズです。ワークマンは全国800店舗以上を展開する作業服大手ですが、独自ブランド「イージス」は高い防水性能と優れたコスパでアウトドア愛好家にも評判なんです 。例えば上下セットの**「イージス レインスーツ」**は耐水圧10,000mm・透湿度15,000g/㎡/24hという本格スペックながら、5千円前後という驚きの価格で購入できます 。実際イージスシリーズは「バイクや釣りでも使える」「とにかく蒸れにくい」と口コミ評価も高く、ワークマン人気に火を付けた看板商品となっています。予算を抑えつつもしっかり防水したいならチェック必須でしょう。
一方、多少値が張っても最高品質の雨具が欲しい方には**モンベル「ストームクルーザー」**が鉄板です。モンベルの定番レインウェアで、独自開発の3レイヤーゴアテックス素材を採用し、耐水圧50,000mm以上という桁違いの防水性を誇ります 。激しい嵐の中でも安心して行動できるプロ仕様で、なおかつ重量わずか約250gと軽量コンパクトなのも魅力です 。透湿性にも優れており「長時間着ていても蒸れにくい」と評判で 、キャンプはもちろん登山でも愛用者が多い一着です。価格はジャケット単体で2〜3万円程度と高めですが、雨天のアウトドアをとことん快適にしたい方には強い味方になってくれるでしょう。
子ども向けコーデ
カラフルなレインコートを着れば、子どもも雨の日のキャンプが楽しくなる
基本コーデ例
子どもの場合、大人以上に「濡らさない工夫」が重要です。おすすめは上下が繋がったレインポンチョや、上下セパレートの子ども用レインスーツ。ポンチョなら小さな子でも頭から被せるだけで簡単に着せられますし、リュックやランドセルごと覆える長めのデザインなら通園・通学にも便利です 。上下セットのレインウェアも動きやすく本格的ですが、小学生未満のお子さんにはパンツを嫌がる子もいるので、成長や用途に合わせて選びましょう。【子ども用レインウェアは、西松屋などの子ども用品店でも手軽に購入できます】し 、最近はワークマンでもキッズ向けのリーズナブルで高性能な雨具が売られているので要チェックです 。足元は**長靴(レインブーツ)**が定番ですが、履き口が硬いタイプは子どもには履かせにくいので、やわらか素材で脱ぎ履きしやすい長靴を選ぶと良いです。靴下も予備をたくさん用意し、濡れたらすぐ履き替えさせてあげましょう。
おすすめアイテム例
プチプラで手に入れやすいのは、**西松屋やバースデイ(しまむらグループ)のレインコート&レインパンツのセットアップ。2,000円前後と安価ながら収納袋付きで持ち運びしやすく、子どもが喜ぶカラフルな柄も豊富です。「すぐサイズアウトするから安いもので十分」という普段使いには最適でしょう。一方、アウトドアでも使える本格派が欲しいならモンベル「レイントレッカー Kid’s」**がおすすめ。モンベル独自の防水透湿素材を使った子ども用レインスーツで、大人用と同等の3レイヤー生地を採用しています。そのため雨風をしっかり防ぎつつ、裏地はしなやかで肌触りもよく、元気に走り回っても蒸れにくい快適さが魅力です 。軽量コンパクトに収納できるので持ち運びもラクラク。【前面には止水性の高いアクアテクトジッパーを採用し、フードも調節可能】といった具合に細部まで機能的で 、価格は上下セットで8~9千円ほどしますがキャンプや登山でも大活躍間違いなしの一着です。「子どもにもちゃんとしたレインウェアを着せたい」というファミリーは検討してみる価値ありですよ。
季節別コーデのコツ(春・夏・秋)
続いて、雨キャンプの服装を季節ごとにもう少し掘り下げてみましょう。同じ雨でも季節によって気温や状況が違うため、重視すべきポイントも変わってきます。ここでは春・夏・秋に分けて、季節別の服装選びのコツやプラスアルファの対策を紹介します。
春(3~5月頃)
「春先は暖かい」と油断大敵!朝晩の冷え対策を万全にしましょう。日中はぽかぽか陽気でも、春キャンプの夜は意外と冷え込みます 。そこで、レインウェアの下に着込むフリースや薄手ダウン、ウインドブレーカーなど軽めの防寒着を必ず持参してください。特に標高の高いキャンプ場や春先(3月~4月)は、夜間は一桁台の気温になることもあります。薄手長袖+フリース+防水ジャケットといった重ね着で寒暖差に対応するのがポイントです 。また、春は風が強かったり急な雨が降ったりも多いので、防風・防水機能のあるアウターがあると安心です 。
もうひとつ春特有の対策として花粉・黄砂にも注意しましょう。春は花粉症の方にはつらい季節ですが、キャンプ場でも飛散は避けられませんし、中国から黄砂が飛来する日もあります。敏感な方はメガネやマスクを携帯すると安心です。例えばモンベルの「WIC.クール フィールドマスク」のように花粉や黄砂の侵入を防ぐフィルター内蔵マスクも市販されています 。予報をチェックして飛散が多そうな日はマスクを着用し、帰ったら洗顔・うがいをするなど万全を期しましょう。
夏(6~8月頃)
夏の雨キャンプは「涼しさ」と「虫対策」がテーマ。 高温多湿な真夏にレインウェアを着込むのは正直蒸し暑いですが、かと言って薄着で雨に濡れるとそれはそれで不快ですよね…。通気性の良いメッシュや薄手素材のウェアでなるべく蒸れを防ぎつつ、汗でベタついたらすぐ着替えられるよう速乾シャツを何枚か用意しましょう。上下とも肌の露出はなるべく控えた方が無難です。夏場は蚊やブヨなど虫が非常に活発なので、薄手でも長袖・長ズボンを着て肌を守ることが最大の虫除け対策になります (「真夏に長袖?!」と思うかもしれませんが、風通しの良いリネンや化繊素材なら意外と涼しく過ごせます)。どうしても暑い日中は半袖でも、夕方以降は長袖長ズボンに着替えるのがおすすめです 。
生地素材はやはり綿以外が快適です。夏は突然の夕立に遭うことも多いですが、例えばナイロン製のパンツなら雨に濡れてもすぐ乾くため、そのまま履き続けても重くなりません 。コットンデニムのような厚手素材だと一度濡れると乾きにくく厄介なので、晴れ予報でも念のため速乾素材の服を選んでおくと安心です。なお虫除け対策として、服に貼るタイプの虫除けシールや携帯用虫除けスプレーも忘れずに持参しましょう。テント内に蚊が入り込むのを防ぐため、就寝時はテントのファスナー開閉を素早く行い、LEDランタンはテントから少し離れた所に置く(虫は光に集まるため)などの工夫も効果的です。夏キャンプを快適に乗り切るために、**暑さ対策と虫対策はセットで万全にしておきましょう!**🌞🦟
秋(9~11月頃)
秋の雨キャンプは寒暖差と冷え込み対策がポイント。 日中は残暑や紅葉シーズンの穏やかな陽気でも、秋が深まるにつれて朝晩はグッと冷えます。服装は厚着をするというより、脱ぎ着できる重ね着で温度調節するのが基本です (春と同様ですね)。特に10~11月は一日の中で暑い・寒いの気温変化が大きいので、暑さ・寒さに対応できる重ね着コーデを意識しましょう 。例えば昼間は長袖Tシャツ+薄手の上着で過ごし、夜はフリースやダウンジャケットを追加するといった具合です 。またインナーにはユニクロのヒートテックのような吸湿発熱素材を着ておくと、じっとしているときもポカポカ暖かく過ごせます。発熱インナー+フリース+防水アウターの三層で、だいぶ防寒性が高まるはずです。下半身も裏起毛タイツや暖パンツなどを投入し、冷えから身体を守りましょう。
小物ではニット帽やネックウォーマーがあると重宝します。頭や首筋は体温が逃げやすい部位なので、そこを覆うだけで体感温度が全然違います。実際、秋キャンプでは帽子を被って寒さ&紫外線対策をするのがおすすめです 。日中の日差し対策にもなりますし、一石二鳥ですね。ネックゲーター(ネックウォーマー)は薄手でも首に巻けば暖かいので、荷物もかさばらず便利です。その他ブランケットやカイロなども用意し、冷えに備えてください。秋の長雨はしんみりしますが、雨音をBGMにゆっくり焚き火を眺めたりと情緒あるキャンプを楽しめる季節でもあります。服装と防寒ギアをしっかり整えて、秋ならではの雨キャンプを満喫しましょう。🍁
雨キャンプに持っていきたい便利アイテム
最後に、雨のキャンプで役立つ服装まわりの便利アイテムをご紹介します。「備えあれば憂いなし」ですから、ぜひチェックしてみてくださいね。
防水バッグ・ドライバッグ
濡らしたくない着替えや寝袋を入れておく防水袋は雨キャンプのマストアイテム!ビニール袋でも代用できますが、アウトドア用のドライバッグなら耐久性も高く空気を抜いて丸めれば密閉できるので完璧です。【ドライバッグとは、防水性・耐水性のあるスタッフバッグで、中の荷物を濡らさないだけでなく逆に濡れた物を入れて周囲への水濡れを防ぐこともできる優れもの】です 。たとえば雨撤収でずぶ濡れになった衣類や泥だらけのテントも、大きめの防水バッグに丸ごと突っ込めば他の荷物を濡らさず持ち帰れます 。さらにドライバッグは圧縮袋代わりにもなります。服やタオルを入れて口を閉じる際に中の空気をグッと押し出しながらクルクル巻けば、荷物をグッとコンパクトに圧縮可能です 。濡れ物を隔離しつつ荷物のかさも減らせて一石二鳥ですよ。サイズは小物用2Lから寝袋も入る40L以上まで様々なので、用途に応じて選びましょう。
速乾タオル(マイクロファイバータオル)
雨で濡れた体や髪を拭くのに、通常の綿タオルだと乾きにくく不衛生になりがちです。マイクロファイバー素材の速乾タオルなら吸水性抜群で絞ればすぐサラサラになるので何度でも使えます。軽量コンパクトで携行性も◎。濡れたテントやギアを拭くのにも役立つので大小数枚持っていくといいでしょう。
替えの靴下・下着類(多めに)
雨キャンプでは足先や肌着が想像以上に濡れます。靴下や下着は普段より多めに余分を持って行くのが鉄則です 。特に濡れた靴下でいると足先から体が冷えてしまうため、予備の靴下は必ず用意しましょう。濡れた物を入れるビニール袋も多めに持参して仕分けに使ってください。
便利グッズ例
人気アウトドアブランドからも雨キャンプ向けの便利グッズが出ています。例えばチャムス(CHUMS)の「ドライポーチ」はカラフルでおしゃれな防水ポーチ。濡れた衣類やタオル、突然の雨で汚れた服などをサッと収納でき、水辺のキャンプでも大活躍してくれる優れものです 。ショルダーストラップ付きで肩掛けも可能なので、荷物が多い時にも便利ですね。もうひとつ、**ワークマンの「防水スタッフバッグ」**も要チェック。ワークマンが本気で作った防水バッグで、ショルダーベルトの着脱が自在にできるため丸洗いも簡単なんです 。泥だらけ・汗まみれの服を入れて持ち帰るのに最適で、使用後はバッグごとシャワーでザーッと洗えるタフさが人気ポイントとなっています。他にも100円ショップの大きめ圧縮袋や防水ジッパーバッグも安くて使えるので、工夫次第で雨キャンプの後片付けがグッと楽になりますよ。👍
まとめ|雨の日も安心な服装で快適キャンプを!
以上、雨キャンプの服装術をたっぷり解説してきました。振り返ると、**雨キャンプは「服装が9割」と言っても過言ではありません。それくらい服装対策次第で快適度が大きく変わります。ポイントはシンプルで、「防水」「速乾」「重ね着」**の3つを意識すればOK。【濡れないようにしっかり防水】【汗で蒸れないよう速乾・透湿】【気温変化に対応できる重ね着】の備えがあれば、雨の日でも怖いものなしです⛺️☔️
機能性を高めつつ自分らしいおしゃれも取り入れて、ぜひ雨の日キャンプを思い切り楽しんでください。雨音に包まれたキャンプ場はとても静かで幻想的ですし、雨上がりには綺麗な虹が見られるかもしれません🌈。しっかり準備を整えれば、雨の日だからこそ味わえる特別なキャンプ体験がきっと待っていますよ。最後までお読みいただきありがとうございました。それでは、**良いキャンプを!**😉✨
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