【晩秋の岸釣り】11月に関西の岸から釣れる魚8選!初心者向けの釣り方も解説

「11月の関西では岸から何が釣れる?」「秋の魚はまだ狙える?」「初心者はどの釣り方を選べばいい?」と悩んでいませんか?

11月は秋から冬へ移り変わる時期です。上旬は10月から続く回遊魚を狙える一方、下旬になるとカレイや根魚なども有力なターゲットに加わります。ただし、同じ関西でも大阪湾や瀬戸内海側、日本海側では水温や海況が異なり、釣れやすい魚も変わります。

この記事では、11月に関西の岸から狙えるターゲット8選と、それぞれに適した釣り方や時間帯を初心者向けに解説します。サビキ釣り・投げ釣り・エギング・ショアジギングの選び方に加え、11月上旬と下旬の狙い分けも紹介するので、次の釣行で何を狙うか決める参考にしてください。

11月に関西の岸から狙えるターゲット8選

11月は、秋に釣れていた回遊魚と、これから本格的なシーズンを迎える冬の魚を同時に狙える時期です。

ただし、月が進むにつれて水温が下がるため、10月と同じ場所や釣り方では反応が得られないこともあります。大阪湾や瀬戸内海側と、若狭湾をはじめとする日本海側でも状況が異なるので、数日以内の釣果を確認してターゲットを選びましょう。

アジ|回遊があればサビキやアジングで狙える

アジは11月も岸から狙える定番のターゲットです。夏に釣れていた豆アジよりも成長し、食べ応えのあるサイズを狙える可能性があります。

初心者には、漁港や岸壁から仕掛けを落とすサビキ釣りがおすすめです。朝夕まずめを中心に、表層から海底付近まで棚を変えながら群れを探しましょう。

水温が下がると、アジが岸壁の足元まで入らず、沖や深い場所を回遊することもあります。足元のサビキで反応がなければ、ウキを使った投げサビキや、夕方から夜のアジングも選択肢です。

アジは回遊魚なので、仕掛けよりも群れの有無が釣果を左右します。釣行前にアジの回遊が続いているか確認しておくことが大切です。

サヨリ|日中に表層を回遊する群れを狙う

サヨリは、日中の釣りを楽しみたい人におすすめです。細長い魚体で表層付近を群れで回遊し、タイミングが合えば岸から数釣りを狙えます。

釣り方は、コマセで群れを寄せながら、オキアミやサシアミを付けた専用のウキ仕掛けで狙うのが基本です。一般的なアジ用サビキとは仕掛けが異なるため、市販のサヨリ仕掛けを利用すると始めやすいでしょう。

海面に細長い魚が見えたり、同じ方向へ小さな波紋が移動していたりする場合は、サヨリの群れが入っている可能性があります。群れの少し先へ仕掛けを投げ、表層をゆっくり引いてみましょう。

地域や年によって接岸状況に差があるため、群れが確認できないときは一か所で粘りすぎないことも重要です。

カワハギ|岸壁の足元を胴突き仕掛けで探る

カワハギは秋から晩秋にかけて岸から狙える人気のターゲットです。釣り場によっては11月も、岸壁の足元や砂地と岩礁が混ざる場所で狙えます。

基本となるのは、オモリの上に複数の針が付いた胴突き仕掛けです。エサにはアサリのむき身や青イソメを使い、仕掛けを海底まで沈めて小さく動かしながら誘います。

カワハギはエサを取るのが上手く、気づかないうちに針だけになっていることも少なくありません。反応がなくても定期的に仕掛けを上げ、エサが残っているか確認しましょう。

日中に狙える魚ですが、初心者でも必ず簡単に釣れるとは限りません。小さなアタリを捉えるゲーム性も含めて楽しめるターゲットです。

アオリイカ|成長した秋イカをエギングで狙う

11月のアオリイカは、9月頃の新子よりも成長し、引きの強いサイズを期待できる時期です。

一方で、成長したアオリイカは警戒心も強くなり、岸近くで見える個体を狙うだけでは釣りにくくなります。水深のある岸壁や潮通しのよい場所、海藻や岩礁がある場所をエギングで探りましょう。

使用するエギは3号から3.5号を基本に、浅い場所や活性の高い個体を狙うときは小さめ、風や水深がある場合は大きめを選びます。

エギを強く動かし続けるのではなく、海底付近まで沈めてからシャクリ、アオリイカがエギを抱くためのフォール時間をしっかり取ることがポイントです。朝夕まずめや夜が狙い目ですが、地域によって釣期が終わり始めるため、直近の釣果を確認してから釣行しましょう。

タチウオ|夕まずめから夜の回遊を待つ

関西のタチウオは、地域やその年の回遊状況によっては11月も岸から狙えます。大阪湾や瀬戸内海側を中心に、夕まずめから夜にかけて接岸する群れが狙い目です。

ウキ釣り、テンヤ、ワインドなど複数の釣り方がありますが、初心者はエサを使ったウキ釣りやテンヤ釣りから始めるとアタリを待ちやすいでしょう。

タチウオは回遊が始まると周囲で続けて釣れることがありますが、群れが入っていなければ長時間反応がないこともあります。釣れている時間帯や場所を確認し、実績のある時間に合わせて釣行することが重要です。

歯が非常に鋭いため、針を外すときは素手で口元に触れず、フィッシュグリップやプライヤーを使用してください。

青物|ハマチ・サゴシをショアジギングで狙う

11月も小魚が岸近くに残っていれば、ハマチやサゴシなどの青物を狙える可能性があります。

狙い目は朝まずめです。潮通しのよい岸壁や堤防の先端、外海に面した場所からメタルジグを投げ、表層から海底付近まで広く探ります。

海面で小魚が追われている、鳥が海面へ繰り返し飛び込んでいる、周囲で青物が釣れているといった状況があればチャンスです。反対に、ベイトとなる小魚が見当たらない場合は、青物の回遊を待ち続けても釣果につながらないことがあります。

サゴシは鋭い歯でラインを切ることがあるため、傷に強いリーダーを使用し、釣れた後の取り扱いにも注意しましょう。

カレイ|砂地を投げ釣りでじっくり狙う

カレイは、水温が下がり始める晩秋から注目したい魚です。砂泥底の海岸や湾内、漁港の航路周辺などを投げ釣りで狙います。

エサには青イソメやマムシなどの虫エサを使い、仕掛けを投げた後は海底に置いてアタリを待つのが基本です。ときどき仕掛けを少し動かし、海底の変化を探りながらエサの存在をアピールします。

カレイが岸近くまで寄っている釣り場なら、初心者向けのちょい投げでも狙える可能性があります。ただし、ポイントによっては沖の深い場所まで投げる必要があるため、ちょい投げだけで簡単に釣れるとは限りません。

すぐに結果が出る釣りではないので、複数の距離や方向へ投げ分け、じっくり待ちたい人に向いています。

根魚|メバル・ガシラを岸壁や障害物周りで狙う

11月後半になると、メバルやガシラなどの根魚も有力なターゲットになります。

ガシラは一年を通して狙えますが、水温が下がって回遊魚の釣果が不安定になったときにも候補にしやすい魚です。岸壁の際や岩礁、石積みなど、魚が隠れられる場所を胴突き仕掛けやブラクリで探ります。

メバルは夕方から夜にかけて狙いやすく、常夜灯周辺や海藻の近く、潮の流れが変化する場所がポイントです。小型のワームを使ったメバリングのほか、エビや青イソメを使ったウキ釣りでも狙えます。

根魚は同じ場所に居着いていることが多いため、反応がなければ少しずつ立ち位置を変えながら探りましょう。小型魚や抱卵個体は必要以上に持ち帰らず、釣り場のルールや地域の採捕制限も確認することが大切です。

11月の初心者はどの釣り方がおすすめ?

11月は狙える魚が多いため、どの釣り方を選べばよいか迷う人もいるでしょう。

初心者は、釣りたい魚だけでなく、釣行する時間帯や釣り場の状況から釣り方を選ぶことが大切です。初めての釣りならサビキ釣り、日中にのんびり楽しむなら投げ釣り、ルアー釣りに挑戦するならエギングやショアジギングが候補になります。

手軽に数釣りを楽しむならアジのサビキ釣り

初めて海釣りに挑戦する人や、子どもと一緒に楽しみたい人には、アジを狙うサビキ釣りがおすすめです。

複数の疑似針が付いた仕掛けとコマセカゴを使い、漁港や岸壁の足元へ落としてアジの群れを狙います。複雑な操作が少なく、群れが回遊してくれば初心者でも数釣りを楽しめる可能性があります。

ただし、11月は水温の低下とともに、アジが岸壁の足元から離れることもあります。まずは直近の釣果を確認し、足元で釣れている場所を選びましょう。

仕掛けを入れても反応がないときは、表層・中層・海底付近と少しずつ棚を変えて魚のいる深さを探します。それでも釣れなければ、投げサビキで少し沖を狙う方法もあります。

必要な仕掛けや釣り方は、初心者向けサビキ釣りの始め方⁠で詳しく解説しています。

日中にじっくり狙うならカレイの投げ釣り

朝夕や夜ではなく、日中にのんびり釣りを楽しみたい人には、カレイの投げ釣りが向いています。

青イソメなどの虫エサを付けた仕掛けを砂地へ投げ、海底に置いてアタリを待つ釣り方です。ルアー釣りのように投げ続ける必要がないため、落ち着いて釣りを楽しめます。

初心者は、最初から遠投だけを意識する必要はありません。カレイが岸近くまで寄る釣り場なら、扱いやすい竿と軽めのオモリを使ったちょい投げでも狙える可能性があります。

ただし、沖の深場や航路付近にカレイが集まっている場合は、ある程度の飛距離が必要です。ちょい投げで必ず釣れるわけではないため、釣り場ごとの実績や必要な投距離を確認しておきましょう。

投げ方や仕掛けの動かし方は、初心者向けちょい投げ釣りの始め方⁠も参考にしてください。

アオリイカを狙うならエギング

魚ではなくアオリイカを狙いたい人には、エギと呼ばれる疑似餌を使ったエギングがおすすめです。

エサを用意する必要がなく、ロッド・リール・ライン・エギがあれば始められます。仕掛けが比較的シンプルで、アオリイカ特有の引きと釣れた後の食味を楽しめるのが魅力です。

ただし、11月のアオリイカは9月頃よりも成長している一方、警戒心が強くなり、釣れる場所も深場へ変わりやすくなります。そのため、秋エギングの中では少し難易度が高くなる時期です。

初心者は、直近にアオリイカの釣果がある水深のある漁港を選び、朝夕まずめや夜を中心に狙いましょう。シャクリ方にこだわりすぎず、エギを海底付近まで沈め、アオリイカが抱くためのフォール時間を取ることが重要です。

基本的な道具やエギの動かし方は、初心者向けエギングの始め方⁠で確認できます。

青物を狙うならショアジギング

ハマチやサゴシなどの力強い引きを楽しみたい人には、岸からメタルジグを投げるショアジギングが向いています。

朝まずめに潮通しのよい岸壁や外海に面した釣り場から、表層・中層・海底付近を広く探ります。鳥が海面へ飛び込んでいる、小魚が追われている、周囲で青物が釣れている場合はチャンスです。

一方、ショアジギングは仕掛けを何度も遠投して動かすため、サビキ釣りや投げ釣りよりも体力と操作が必要です。また、11月は場所によって青物の回遊が減り始めるので、釣果情報がない状態で初心者が狙い続けると難しい釣りになることもあります。

初めて挑戦する場合は、ハマチやサゴシが数日以内に釣れている場所を選び、魚の回遊が期待できる朝まずめに時間を絞りましょう。

タックルやメタルジグの動かし方は、初心者向けショアジギング完全ガイド⁠で詳しく解説しています。

夜釣りならタチウオや根魚を狙う

夕方から夜に釣行できる場合は、タチウオやメバル、ガシラなどが候補になります。

タチウオは回遊魚なので、釣果が出ている時間帯に合わせて釣行することが重要です。ウキ釣りやテンヤ釣りなら、エサを使って同じ場所をじっくり狙えます。

タチウオの反応がないときは、岸壁の際や岩礁周辺を探り、メバルやガシラなどの根魚へ狙いを切り替える方法もあります。根魚は回遊を待つのではなく、魚が隠れていそうな障害物周辺を自分から探す釣りです。

ルアーを使うなら、小型のジグヘッドとワームで狙うライトゲームが適しています。詳しい始め方は、アジング・メバリングの初心者向けガイド⁠で確認してください。

夜の岸壁は足元が見えにくく、日中よりも転落や仕掛けのトラブルが起こりやすくなります。初心者は明るいうちに釣り場を確認し、ライフジャケットとヘッドライトを用意したうえで、足場のよい場所を選びましょう。

11月上旬・下旬の釣り分けと注意点

11月は秋から冬へ海の状況が変わっていくため、上旬と下旬で狙いやすい魚が異なることがあります。

ただし、魚の動きは日付だけで切り替わるものではありません。同じ関西でも海域やその年の水温によって時期が前後するため、上旬・下旬の傾向と直近の釣果を組み合わせて判断しましょう。

上旬は10月から続く回遊魚の釣果を確認する

11月上旬は海の中に秋の状況が残りやすく、アジ・タチウオ・青物・アオリイカなどを引き続き狙える可能性があります。

特にベイトとなる小魚が岸近くに残っていれば、それを追ってハマチやサゴシ、タチウオなどが接岸することがあります。朝まずめは青物、夕まずめから夜はアジやタチウオ、アオリイカが候補です。

ただし、10月に釣れていたからといって、11月も同じ場所で釣れ続けるとは限りません。回遊魚を狙う場合は、次の点を確認しましょう。

  • 数日以内に釣果が出ているか
  • 釣れた時間帯はいつか
  • ベイトとなる小魚が入っているか
  • どの釣り方で釣れているか
  • 岸壁の足元か沖で釣れているか

回遊が確認できない場合は、青物やタチウオだけに絞らず、カワハギや根魚など別のターゲットも準備しておくと釣果を得られる可能性が高まります。

下旬はカレイや根魚も候補に加える

11月下旬になると気温と水温が下がり、秋の回遊魚が釣れにくくなる場所も増えてきます。そのようなときは、砂地にいるカレイや、岸壁周辺に居着くメバル・ガシラなども候補に加えましょう。

日中ならカレイの投げ釣り、夕方から夜ならメバルやガシラを狙うライトゲームやエサ釣りが選択肢になります。

根魚は青物やタチウオのように広範囲を回遊する魚ではありません。岸壁の際、岩礁、石積み、海藻の周辺など、魚が隠れられる場所を少しずつ移動しながら探ることが大切です。

ただし、「11月下旬になれば必ずカレイやメバルが釣れる」というわけではありません。水温が高い年は季節の進行が遅れ、反対に急な冷え込みが続けば魚の動きが早く変わることもあります。

上旬・下旬という区切りは目安として考え、実際の釣果に合わせて狙う魚を変えましょう。

地域と数日以内の釣果からターゲットを決める

関西には大阪湾・瀬戸内海側・紀伊半島周辺・若狭湾など、性質の異なる海域があります。そのため、同じ11月でも釣れる魚やシーズンの終わる時期は一律ではありません。

比較的水温が保たれている場所では、11月後半もアジ・タチウオ・青物などが狙える場合があります。一方、冷え込みや季節風の影響を受けやすい場所では、回遊魚よりもカレイや根魚が狙いやすくなることがあります。

釣果情報を確認するときは、投稿日だけでなく「実際に釣れた日」を見ることが重要です。数週間前の情報よりも、できるだけ数日以内の情報を優先してください。

また、「魚が釣れた」という情報だけでなく、場所の特徴・時間帯・仕掛け・釣れた棚まで確認すると、当日の釣り方を決めやすくなります。

釣りたい魚の情報がなければ、無理に一種類へ絞る必要はありません。サビキと胴突き仕掛け、エギとメタルジグなど、同じ釣り場で狙いを切り替えられる準備をしておくのも一つの方法です。

北風・高波・朝夕の冷え込みに注意する

11月は風が冷たくなり、日本海側を中心に波が高くなる日も増えてきます。晴れていても海上では強い風が吹いている場合があるため、天気予報だけで釣行を判断しないようにしましょう。

釣行前には、次の情報を確認してください。

  • 釣り場周辺の風向きと風速
  • 波の高さとうねり
  • 雨や雷の予報
  • 警報・注意報
  • 釣行中の気温変化

11月は日中が暖かくても、朝夕や夜になると急に冷え込むことがあります。脱ぎ着しやすい防寒着を用意し、風を通しにくい上着や手袋などで体温を調節しましょう。

強風や高波の中で無理に釣りを続ける必要はありません。ライフジャケットを着用し、立入禁止区域や足場の悪い場所を避け、安全に釣りができる日と場所を選ぶことが最優先です。

まとめ|11月は秋と冬のターゲットを狙える季節

11月は、アジ・サヨリ・カワハギ・アオリイカ・タチウオ・青物・カレイ・根魚など、秋と冬のターゲットを同時に狙える季節です。

何を狙うか迷ったときは、釣行する時間帯や楽しみ方から釣り方を選びましょう。

  • 初めての海釣りなら、アジのサビキ釣り
  • 日中にじっくり楽しむなら、カレイの投げ釣り
  • アオリイカを狙うなら、エギング
  • ハマチやサゴシを狙うなら、ショアジギング
  • 夜釣りを楽しむなら、タチウオやメバル・ガシラ狙い

11月上旬は10月から続く回遊魚を狙える可能性がありますが、下旬になると釣れる魚やポイントが変わることもあります。日付だけでターゲットを決めず、数日以内の釣果、ベイトの有無、水温、風や波を確認することが大切です。

また、大阪湾や瀬戸内海側、紀伊半島周辺、日本海側では季節の進み方が異なります。釣行する地域に近い情報を優先し、釣れている魚に合わせて仕掛けを選びましょう。

11月は日中と朝夕の寒暖差が大きく、風や波が強くなる日もあります。ライフジャケットを着用し、防寒対策と安全確認をしたうえで、無理のない場所と時間帯で晩秋の岸釣りを楽しんでください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました