【冬の釣りシーズン到来】12月に関西の岸から釣れる魚8選!初心者向けの釣り方も解説

「12月の関西では岸から何が釣れる?」「寒くても初心者が狙いやすい魚はいる?」と悩んでいませんか?

12月は水温の低下によって釣れる魚が変わり始める時期です。しかし、狙う魚や釣り方を季節に合わせれば、岸からでも十分に釣果を期待できます。

また、晩秋の魚が残りやすい上旬と、冬の魚が中心になる下旬では、選ぶべきターゲットも異なります。

この記事では、12月に関西の岸から釣れる魚8選と、それぞれの釣り方や狙いやすい時間帯を解説します。初心者におすすめの釣り方や地域による違いも紹介するので、12月の釣行計画を立てる際にぜひ参考にしてください。

12月に関西で岸から釣れる魚8選

12月は水温が下がり始め、秋に釣れていた魚の数が徐々に減っていく時期です。一方で、メバルやガシラ、カレイなど、低水温期に狙いやすくなる魚もいます。

ただし、関西でも大阪湾・瀬戸内海側・日本海側・紀伊半島では水温や天候が異なります。ここでは地域差も踏まえながら、12月に岸から狙える魚を8種類紹介します。

アジ|回遊が残る場所ではサビキやアジングで狙える

アジは夏から秋の代表的なターゲットですが、12月でも群れが接岸している場所なら岸から狙えます。特に水深のある港や水温が下がりにくいエリアでは、良型のアジが釣れることもあります。

日中に群れが回っていればサビキ釣り、夕方から夜にかけてはワームを使ったアジングがおすすめです。ただし、12月は夏や秋のように、どの釣り場でもサビキで数釣りできるとは限りません。

釣行前に数日以内の釣果情報を確認し、アジの回遊が確認されている場所を選びましょう。釣果情報がない場合は、アジだけに絞らず、ガシラやメバルも狙える準備をしておくと安心です。

サビキの仕掛けや基本的な釣り方は、初心者向けサビキ釣りの始め方⁠で詳しく解説しています。

メバル|夕方から夜のライトゲームがおすすめ

メバルは、水温が下がる晩秋から春にかけて岸から狙いやすくなる魚です。12月は漁港の常夜灯周辺や岸壁際、岩場、海藻の近くなどが主なポイントになります。

日中は障害物の陰や底付近に隠れていることが多いため、初心者が狙うなら夕方から夜がおすすめです。小型のワームを使い、表層から底付近まで少しずつ深さを変えながら反応を探します。

同じ場所でも泳いでいる深さによって釣果が変わるため、反応がなければワームを通す層を変えてみましょう。風が強い日は軽い仕掛けを操作しにくくなるので、無理に夜釣りをせず、風の弱い日や風裏になる場所を選ぶことも大切です。

メバルをルアーで狙う方法は、アジング・メバリングの始め方⁠も参考にしてください。

ガシラ|岸壁際や障害物の周りを丁寧に探る

ガシラは関西でカサゴを指す呼び名で、一年を通して岸から狙える代表的な根魚です。12月も岸壁の際や捨て石、岩場などに居着いているため、回遊魚が少ないときの有力なターゲットになります。

初心者には、オモリと針が一体になった胴突き仕掛けやブラクリ仕掛けがおすすめです。仕掛けを岸壁際まで落とし、底に着いたら少し持ち上げてアタリを待ちます。

一か所で反応がなければ、数メートルずつ移動しながら魚のいる場所を探しましょう。ガシラは障害物の近くにいることが多いため、仕掛けを長時間底に置いたままにすると根掛かりしやすくなります。

比較的狙いやすい魚ですが、小型が釣れることも多いため、持ち帰る魚のサイズや数には配慮しましょう。

カレイ|砂泥底を投げ釣りでじっくり狙う

カレイは、晩秋から冬にかけて岸から狙える代表的な魚です。砂地や砂泥底を好むため、漁港の外向きや河口周辺、砂浜に隣接した堤防などがポイントになります。

基本の釣り方は、青イソメなどを使った投げ釣りです。仕掛けを投げたあとは頻繁に動かし続けず、底でエサを見せながらアタリを待ちます。一定時間反応がなければ、少し仕掛けを動かして投げる距離や方向を変えてみましょう。

岸近くにカレイが寄っている場所なら、初心者向けの投げ竿でも狙えます。ただし、釣り場によっては飛距離が必要になるため、ちょい投げだけで簡単に釣れるとは限りません。

投げ釣りの基本的な仕掛けや操作方法は、初心者向けちょい投げ釣りの始め方⁠で確認できます。

アイナメ|岩礁や捨て石周辺の底を狙う

アイナメは岩礁帯や捨て石、岸壁の基礎部分など、障害物の多い場所に生息する根魚です。晩秋から冬に岸近くで狙われる魚ですが、関西では地域や釣り場によって魚影に差があります。

青イソメを使った胴突き仕掛けやブラクリ仕掛けを底まで落とし、岩や捨て石の周りを丁寧に探るのが基本です。ルアーで狙う場合は、ワームを底から離しすぎないようにゆっくり動かします。

アイナメはガシラと同じ場所で釣れることもありますが、根掛かりしやすいポイントを狙うため、仕掛けの予備を用意しておくと安心です。

関西のすべての堤防で簡単に狙える魚ではないため、釣行前にその地域での釣果実績を確認しましょう。

カワハギ|12月上旬は足元の胴突き釣りが候補

カワハギは秋に岸から狙いやすくなる魚で、海水温が比較的高い年や地域では12月上旬まで釣果が期待できます。堤防の足元や岩礁と砂地が混ざる場所、岸壁の基礎周辺などが主なポイントです。

釣り方は、アサリや青イソメを付けた胴突き仕掛けが基本です。仕掛けを底まで落とし、小さく動かしてから止めることで、カワハギにエサを見つけてもらいます。

カワハギはエサを取るのが上手いため、アタリがなくても定期的に仕掛けを回収して確認しましょう。エサだけがなくなる場合は、仕掛けを止める時間を短くするなどの調整が必要です。

12月下旬になると岸からの釣果が減る地域もあるため、直近の釣果が確認できない場合は、ガシラやメバルへ狙いを変える方が現実的です。

アオリイカ|水温と釣果次第ではエギングで狙える

アオリイカは秋の人気ターゲットですが、紀伊半島など比較的水温が高い地域や水深のある釣り場では、12月も岸から狙える可能性があります。

秋の新子シーズンより個体が成長している一方、岸から狙える数は減りやすく、初心者にとっての難易度は高くなります。夕まずめから夜にかけて、潮通しのよい堤防や水深のある漁港を中心に探りましょう。

エギを大きく動かし続けるのではなく、底付近まで沈めてからゆっくり誘うことがポイントです。ただし、風や波が強い日はエギの位置が分かりにくくなるため、無理な釣行は避けてください。

12月のエギングは地域差が大きいため、釣果情報が出ている場合に候補へ加えるのがおすすめです。基本的な狙い方は、初心者向けエギングの始め方⁠で詳しく紹介しています。

チヌ|水深のある場所を底付近から探る

チヌは一年を通して岸から狙える魚ですが、水温が下がる12月は夏や秋より活性が低くなる傾向があります。水深のある堤防や港内、河口周辺など、急激に水温が変化しにくい場所が主なポイントです。

釣り方は、オキアミを使ったフカセ釣りやダンゴ釣り、虫エサを使ったウキ釣りなどがあります。12月は底付近にいることが多いため、まずは深い層から探ってみましょう。

チヌ釣りは仕掛けの調整や撒きエサの扱いが必要になり、初心者にとっては簡単な釣りではありません。しかし、冬に大型を狙いたい人や、時間をかけて一匹と向き合いたい人には魅力的なターゲットです。

初めて冬の釣りに挑戦する場合は、まずガシラやメバルを狙い、釣りに慣れてからチヌに挑戦する方法がおすすめです。

12月に初心者がおすすめの釣り方は?

12月は秋よりも狙える魚が限られるため、釣り場や時間帯に合わせて釣り方を選ぶことが大切です。

直近の釣果情報がない場合は、回遊を待つアジやアオリイカよりも、岸壁や障害物周辺に居着くガシラを狙う方が釣果につながりやすくなります。

ここでは、目的や釣行時間に合わせた初心者向けの釣り方を紹介します。

初めての冬釣りならガシラの胴突き釣り

初めて12月に釣りをするなら、ガシラを狙う胴突き釣りがおすすめです。

ガシラは岸壁際や捨て石、岩場などに居着く根魚です。アジのような回遊魚と違い、魚がいる場所を見つけられれば、冬でも釣果を期待できます。

釣り方は、青イソメなどを付けた胴突き仕掛けを足元へ落とし、底に着いたら少し持ち上げてアタリを待つだけです。一か所で反応がなければ、数メートル移動して別の岸壁際を探りましょう。

遠くへ投げる必要がなく、仕掛けの操作も比較的簡単なので、キャストに慣れていない初心者にも向いています。ただし、底へ置いたままにすると根掛かりしやすいため、仕掛けを少し浮かせて待つのがポイントです。

夜釣りならメバル・ガシラのライトゲーム

夕方から夜に釣行できる場合は、小型のワームでメバルやガシラを狙うライトゲームがおすすめです。

常夜灯の周辺ではメバル、岸壁際や底付近ではガシラを狙えます。同じ道具で複数の魚を探れるため、一種類に絞らず、その日の反応に合わせて狙いを変えられるのがメリットです。

まずは表層からゆっくりワームを巻き、反応がなければ少しずつ深い層へ下げていきます。底まで沈めて障害物の近くを探れば、ガシラが釣れる可能性があります。

12月の夜は冷え込みが厳しく、風が強い日は軽い仕掛けを操作しにくくなります。初めて夜釣りをする場合は、足場と照明が確保された場所を選び、単独釣行は避けましょう。

詳しい釣り方は、初心者向けアジング・メバリングの始め方⁠で解説しています。

日中にのんびり狙うならカレイの投げ釣り

明るい時間帯に釣りを楽しみたい人には、砂地や砂泥底でカレイを狙う投げ釣りが候補になります。

仕掛けを投げたあとは、底でエサを見せながらアタリを待つため、頻繁に竿を動かす必要はありません。ルアーを投げ続ける釣りよりも、落ち着いて楽しみたい人に向いています。

最初から遠投だけにこだわらず、近距離・中距離と投げる場所を変えながら魚のいる範囲を探りましょう。一定時間反応がなければ、仕掛けを少し動かして誘ったり、投げる方向を変えたりします。

ただし、カレイは魚影や接岸状況によって釣果が左右されます。砂地ならどこでも釣れるわけではないため、釣行前に実績のある場所や直近の釣果を確認することが重要です。

仕掛けや基本的な投げ方は、初心者向けちょい投げ釣りの始め方⁠も参考にしてください。

回遊情報がある場所ならアジのサビキ釣り

釣具店や釣果情報サイトでアジの回遊が確認できている場合は、12月でもサビキ釣りを楽しめます。

サビキ釣りは仕掛けを足元へ落として魚を狙えるため、初心者やファミリーフィッシングにも取り入れやすい釣り方です。群れが入れば、短時間でも複数匹釣れる可能性があります。

ただし、12月は秋よりもアジの回遊場所が限られます。釣れていない場所で長時間待つよりも、数日以内に釣果が出ている漁港や水深のある釣り場を選びましょう。

同じ釣り場でも魚が泳ぐ深さが変わるため、反応がなければ仕掛けを止める位置を調整します。周囲で釣れている人がいる場合は、その人が狙っている深さも参考になります。

サビキの基本は、初心者向けサビキ釣りの始め方⁠で詳しく紹介しています。

温暖な地域で釣果が出ていればエギング

紀伊半島など比較的水温が高い地域でアオリイカの釣果が確認できている場合は、エギングも選択肢になります。

12月のアオリイカは、秋よりも深い場所へ移動していることがあります。水深のある漁港や潮通しのよい堤防で、エギを底付近まで沈めてからゆっくり誘いましょう。

ただし、12月はアオリイカの数が減りやすく、岸から狙える場所も限られます。初心者が「何か一匹釣りたい」という目的であれば、釣果情報がない状態でエギングだけに絞るのはおすすめできません。

反応がない場合に備えて、ガシラやメバルを狙える仕掛けも用意しておくと、状況に合わせて釣り方を変更できます。

基本的なエギの動かし方やポイントの選び方は、初心者向けエギングの始め方⁠を参考にしてください。

12月上旬・下旬の釣り分けと注意点

12月は、上旬と下旬で釣り場の状況が変わりやすい時期です。11月から続く魚を狙えることもあれば、冷え込みによって冬の魚が中心になることもあります。

カレンダーだけで判断せず、地域の水温や直近の釣果、当日の風と波を確認して狙う魚を決めましょう。

上旬は11月から続く魚も候補に入れる

12月上旬は、場所によって11月から続くアジ・カワハギ・アオリイカなどを狙える可能性があります。大阪湾や瀬戸内海側、紀伊半島の水温が比較的高い地域では、秋の魚が岸近くに残ることもあります。

直近でアジが釣れているならサビキ釣り、カワハギなら胴突き釣り、アオリイカならエギングというように、釣果情報に合わせて釣り方を選びましょう。

ただし、前年の同じ時期に釣れていたからといって、今年も同じ状況になるとは限りません。急な冷え込みや強風のあとには釣果が変わることもあるため、数日以内の情報を確認することが大切です。

11月からの魚の変化を確認したい場合は、11月に関西の岸から釣れる魚8選⁠も参考にしてください。

下旬はメバル・ガシラ・カレイを中心に狙う

12月下旬になると冷え込みが強まり、岸から狙える秋の回遊魚が少なくなる地域もあります。釣果情報が見つからない場合は、メバル・ガシラ・カレイなど、冬に狙いやすい魚へ切り替えましょう。

夕方から夜ならメバル、岸壁際や障害物周辺ならガシラ、日中に砂泥底を狙うならカレイが候補になります。

特にガシラは岸壁際に居着いていることが多く、回遊を待たずに自分から魚のいる場所を探せます。初めて冬釣りに挑戦する場合は、一種類だけに絞らず、時間帯に合わせてガシラとメバルを狙い分ける方法がおすすめです。

冬に狙える魚や釣果を伸ばす考え方は、初心者向け冬釣り完全ガイド⁠でも詳しく解説しています。

関西でも海域によって釣れる時期が異なる

関西は、日本海・瀬戸内海・太平洋という特徴の異なる海に面しています。そのため、同じ12月でも釣れる魚や釣りやすい日は地域によって異なります。

大阪湾や瀬戸内海側では、港内や風裏になる場所も候補になります。紀伊半島では、水温や黒潮の影響によってアジやアオリイカなど秋の魚が残る可能性があります。

一方、日本海側は冬型の気圧配置になると北西風が強まり、波が高くなることがあります。魚が釣れている場合でも、安全に釣りができない日は釣行を中止しましょう。

気象庁によると、近畿地方の冬は日本海側で雪や雨、曇りの日が多く、太平洋側では晴れる日が多い傾向があります。同じ関西でも天候が大きく異なるため、釣り場ごとの予報確認が必要です。

数日以内の釣果と水温を確認して魚を選ぶ

12月は水温の変化によって魚の回遊や居場所が変わりやすいため、釣行前の情報収集が重要です。

まずは釣具店や釣り施設、釣果情報サイトなどで、数日以内に何が釣れているかを確認しましょう。その際は魚種だけでなく、釣れた時間帯・釣り方・場所の特徴も確認します。

例えば、アジの釣果があっても、夜のアジングだけで釣れている場合は、日中のサビキ釣りで同じように釣れるとは限りません。アオリイカやカワハギについても、釣れた日が何日前なのかを確認することが大切です。

釣果情報が少ない場合は、回遊魚だけに絞らず、ガシラやメバルなど居着く魚を候補に加えましょう。現地で反応がなければ、狙う深さ、仕掛けを入れる方向、釣る場所の順に変えていきます。

北風・高波・日没の早さに注意する

12月の岸釣りでは、釣果よりも安全を優先しなければなりません。強い北風や高波が予想される日は、仕掛けを操作しにくいだけでなく、海へ転落する危険も高まります。

また、12月は日没が早く、夕まずめを狙うと帰る頃には暗くなります。明るいうちに足場や帰り道を確認し、夜釣りをする場合はヘッドライトを用意してください。

ライフジャケットを着用し、立入禁止区域や濡れた足場、消波ブロックの上には入らないことも大切です。体が冷えて集中力が落ちたと感じたら、予定より早くても釣りを切り上げましょう。

まとめ|12月は冬の魚を中心に狙いを絞ろう

12月の関西では、アジ・メバル・ガシラ・カレイ・アイナメ・カワハギ・アオリイカ・チヌを岸から狙えます。

ただし、アジ・カワハギ・アオリイカなど秋から続く魚は、地域や水温、回遊状況によって釣果が大きく変わります。釣行前に数日以内の情報を確認し、実際に釣れている場所を選びましょう。

初心者が初めて12月に釣りをするなら、岸壁際を胴突き仕掛けで探るガシラ釣りがおすすめです。夜釣りならメバルやガシラのライトゲーム、日中にのんびり楽しむならカレイの投げ釣りが候補になります。

12月上旬は11月から続く魚、下旬はメバル・ガシラ・カレイなど冬の魚を中心に狙うのが基本です。ただし、関西でも大阪湾・瀬戸内海側・日本海側・紀伊半島では状況が異なるため、日付だけでターゲットを決めないようにしましょう。

また、冬の岸釣りでは北風・高波・冷え込みへの注意が必要です。天候が悪い日は無理をせず、ライフジャケットを着用して安全な場所から楽しんでください。

釣れる魚と自分に合った釣り方を選び、12月ならではの岸釣りを楽しみましょう。

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